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【平等】・【公平】の 価値基準

2022.03.03  BLOG

・平等とは~差別のない状態

・公平とは~特定の人に偏らないこと

相続において、「遺産」を相続人それぞれが分け合う。

言い方を変えれば、取り合う「利益相反」となります。

相続人は、最も身近なつながりがある間柄である事が大半です。(特殊な事情を除けば)

であるにもかかわらず、何故 争いが起きるのか?

ご家族の一人一人が、家族といえども別人格のように、それぞれの【平等】・【公平】に対する価値基準が異なる

ということです。

ここに最大の問題、根本的な争いになる原因があります。

例えると・・・

ご両親の面倒を長い間みてきた 兄夫婦。

他県にて、嫁に嫁いだ妹。

兄は・・・親の面倒を見てきたのは、自分たちだ・・・妹は何もしていない。

妹は・・・兄さんは、生活費を親から援助してもらって・・・ずっと楽していいわね、お金の苦労などないわね。と

この状態で、突然不幸が訪れると~法定相続人の兄・妹は「遺産」を公平・平等に分け合うことになります。

お互いに「遺産分割」で、主張が食い違うのは火を見るよりも明らかです。

 

人は 自分の置かれている立場で【公平・平等】を判断することの現れではないでしょうか。

だからこそ ご自分の人生を 総括する 【遺言】 が 大切となります。

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